むけちん(ズル剥け)と皮かぶりペニス
動物はイザという時に包茎が役立つ
地球上の哺乳動物で、包茎(陰茎が露出していない状態)でない生き物は存在しません。哺乳動物にとって包茎であることは種の存続に欠かせない体の仕組みです。
何故なら、性交する為の陰茎は、むき出しのままでは傷つき易いうえに長時間むき出したままでいると刺激に慣れ感覚が鈍くなり、イザという時に役に立たないからです。そのため通常は体内に納めるか皮膚の一部で保護しなければなりません。というのも繁殖期のオスにとって、広大な自然の中で、いつメスに遭遇できるか分かりません。
一生かかっても遭遇しないかも知れないメスに幸運にも遭遇することができたら、それこそ千載一遇のチャンスとばかり素早く後ろから乗っかり、サッと陰茎を膣内に挿入して素早く射精をしなければなりません。
素早い射精には理由があった
そんな千載一遇のチャンスの時に、普段むけた状態の陰茎では鈍感であるために、何回ピストン運動してもなかなか射精できないかも知れません。そうこうしている間にメスに逃げられたり、無防備時の性行為中に、他の獣に襲われてしまうかも知れないのです。ですから陰茎は敏感でどうしても早漏である必要があったのです。
なぜ人間はズル剥けを好むのか
ところが、人間は長い歴史の中で生存競争に打ち勝つ知恵を得ることにより、他の哺乳動物よりも自分を強力に守れるようになりました。そして生殖行為を種の保存のためだけではなく、楽しむこととして確立してしまったのです。楽しむことに目覚めたら長い時間楽しみたいですね。それに女性からの要求で楽しむ時間をさらに延長せざるを得なくなった事も想像できます。そうなると男性にとって早漏ではチョット具合が悪いということになります。
そのような理由から、ズル剥けの亀頭は摩擦で鍛えられ刺激に鈍感になり長い時間の性行為に耐えられるようになります。そして男性も女性も楽しむ時間が増えたという経験からズル剥けを好むようになったと想像できます。
ズル剥けは男らしいと自認できるし衛生的である
また他の哺乳動物ではオーラルセックスは行いませんが、人間のオスはメスにオーラルセックスをしてもらい喜んでいます。メスはメスでオスが喜ぶのであればと喜んでやることでしょう。しかし恥垢がたまりプ〜ンと鼻に付く臭いのするペニスを喜んでしゃぶってくれる女性はいないでしょう。そのため女性は包茎よりもズル剥けペニスを好むようになり、男性はズル剥けは男らしいと自認できることと衛生的であることから剥けチン願望が増えた一因と想像できます。
(高橋クリニック院長の記事より引用)
剥けチンはムキ癖から
剥けチンになるには3通りが考えられます。第一は遺伝による剥けチンで、遺伝に勝る剥けチンは無いでしょう。第二は手術、これはメリットデメリットが有りますのでこちらの記事を参照にしてください。第三が剥き癖を付ける方法です。これは通常時も包皮を剥いて亀頭を露出させ続け癖(剥き癖)をつけると亀頭はより成長し、だんだんと陰茎部との段差(くびれ)が生じてくるとともに、いわゆるズル剥け(露茎)になるという現象です。これはその気になれば誰でも実践できます。その証拠に包茎リング使用者やクマッキー使用者から数多く報告されています。